銀河英雄伝説 Die Neue These
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2022/10/27
宮野真守&上村祐翔登壇!策謀第一章舞台挨拶付き上映会オフィシャルレポートのロング版が到着、上村さん直筆メモも…!?


明日10月28日(金)から第二章が上映開始となる『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』。
10月16日(日)には、新宿ピカデリーで、ラインハルト・フォン・ローエングラム役の宮野真守さんと、ナイトハルト・ミュラー役の上村祐翔さんによる『策謀』第一章上映記念舞台挨拶が2回、開催されました。このレポートでは、本編上映後に行われ、ネタバレを含んだトークでも盛り上がった1回目の舞台挨拶の模様を紹介します。

盛大な拍手に迎えられて宮野さんと上村さんが登場。まずは、映画館へと足を運んでくれた客席の皆さんへの挨拶の後、MCからの質問に答える形でトークが始まります。

『策謀』第一章の感想について聞かれた宮野さんと上村さんが語ったのは、同じシーンについてでした。

宮野「報告を受けてラインハルトは、最初に激昂するじゃないですか。でも、自分の中のキルヒアイスと会話して、結果、寛容な判断にいたる。あのシーンとても印象的でした。すごく痛々しかったし、危うく見えたんです。キルヒアイスを失ったことの大きさを改めて感じました」

上村「宮野さんが仰ったシーンは僕としても印象的で、アフレコもご一緒させていただきました。自分の思いをどうにかして閣下に伝えたいと決死の覚悟で臨んだ場面。ミュラー自身、覚悟はしていたと思うんですけど、寛容な処置をしていただけた。そのときの『閣下』というセリフは何度も収録を重ねさせていただいたので、すごく印象的なシーンです」

同じ事務所の先輩後輩でもある宮野さんと上村さん。その後のトークでは、二人の親しい関係性が伝わる爆笑トークが展開されました。
MCから「ミュラーを演じての印象」を聞かれた上村さんが答えを返そうと考えていると、宮野さんが急にカットイン。

宮野「(ここまでのトークで)いろいろと喋っちゃったから、喋り辛いんじゃない? それで、こんなものがありますけど……」

話しながらポケットから何か小さな紙を取り出す宮野さん。

上村「それは! 先ほど没収された僕のメモじゃないですか(笑)」
宮野「『ミュラーについて』というタイトルでいっぱい書いてある。ミュラーみたいに真面目な男なんです(笑)」

『銀河英雄伝説Die Neue These』のイベントに登壇するのは、この舞台挨拶が初めてという上村さんは、事前に詳細なメモを書いてトークで語る内容を整理していた模様。宮野さんは、上村さんが書いたミュラーの特長や演じるときに意識しているポイントを読み上げながら、細かく質問していきます。

宮野「『音圧を大切に』『ファイエルなどをしっかりと』って書いてますね」
上村「はい。しっかりやろうと思ってます」
宮野「でも『腹に力を入れすぎてもだめ』とも書いてる」
上村「そうなんです。頑張り過ぎてもだめなんですよね」

上村さんは3rdシーズン『激突』からの参加だったこともあり、最初は「どんな現場なんだろう」という不安もあり、肩にも力が入っていたそうです。

上村「でも、それぞれの先輩方が自分の中にある熱い思いを、作りすぎることなく思い切りマイク前でぶつけていらっしゃったので。僕も頑張り過ぎたり、背伸びをしたりするのではなく、僕自身がちゃんとミュラーと向き合って、その結果生まれてくる思いをぶつけていかないとだめなんだなと。この作品では、テクニックとかよりも、内から出てきたものをぶつけようという気持ちで臨んでいました」

その後も宮野さんは、メモに書かれたキーワードを拾いながら、名インタビュアーとして巧みに上村さんの自然な思いを引き出していきます。


上村「ありがとうございます。メモしてあることは、もうほぼお話しできました」
宮野「でも、最後に『ロイエンタールとミッターマイヤーの登場、ずるい』って書いてるよ(笑)」』
上村「あ(笑)。でも、そう思いますよね?」

上村さんが問いかけると、客席からは大きな拍手が起こります。

上村「あれは、ずるいですよ(笑)。『ケンプの敵討ちだ』って出てきていらっしゃって。
頼りがいのある先輩方なのですが」

 

宮野「あのシーンも、それぞれの諸将の個性が出ていますよね。救援に来るロイエンタールとミッターマイヤーの強さだったり。
でも、そこで上村君は『ずるい』って思ってたわけだ(笑)」
上村「(ミュラーではなく)上村は、そう思いました(笑)」

さまざまな質問で、随所に笑いが起きながらも深いトークが続き、時間はあっという間に舞台挨拶終了の時間へ。

最後に、上村さん、宮野さんの順番に、客席の皆さんへのメッセージが語られます。

上村「とても歴史のある作品に参加させていただけて、愛のあるキャストさん、スタッフさんの中、僕自身もミュラー同様に気を引き締めて臨んでいます。難しい感情の変化も一つ一つ噛み砕きながら演じさせていただけて、改めて嬉しいです。それに、やっぱり宮野さんがいらっしゃるとすごく嬉しいんです。現場でも、この作品を引っ張ってくださっていて。その姿を間近で拝見しているので。本当にこの人に付いていこうという思いでミュラーを演じられています。今日は、こうして皆さんの前で、初登壇させていただけて嬉しかったです。これからもノイエ銀英伝をよろしくお願いします」

 

宮野「今日は上村君と一緒に登壇ということで、
いつもとは違った空気感でお話しすることができたんじゃないかと思います。上村君とは、いろいろな作品で(先輩と後輩のような)こういう関係を演じさせてもらうことが多いのですが、今回もまた新たな関係を作れたのが嬉しいです。第一章の幼帝誘拐によって、今後に起きる問題は想像以上です。それにはフェザーンが関わっているということで、今までの帝国と同盟だけではない、三つ巴の様相を見せて、物語のうねり方が激しくなっていきます。ぜひお見逃しのないように、今後とも応援していただければ嬉しいです」

 

そして、大きな拍手の中、宮野さんと上村さんが退場。楽しく濃いトークで大盛り上がりの舞台挨拶は幕を閉じました。


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