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銀河英雄伝説 Die Neue These
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2022/05/25
「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突」第三章 5/19スタッフトークレポート

 

 

5月19日(木)に東京の新宿ピカデリーにて、『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』第三章のスタッフトーク付き上映会第一弾を開催いたしました。
撮影監督の荒井栄児さん・小澤沙樹子さんが登壇した、スタッフトークのレポートをご紹介します。

MCに呼び込まれ、撮影監督の荒井栄児さん・小澤沙樹子さんが登壇し挨拶を終えると、“撮影”をテーマにトークが繰り広げられました。

————————————————————————- 以下、本作のネタバレを含みます ————————————————————————-
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まず撮影とはどのようなお仕事なのかお伺いしていきます。荒井さんは、「アニメーションを制作するにあたり、キャラクターが描かれているセル画素材や、背景素材、3D素材等、様々な素材が必要で、分業制で制作しています。それらの素材を私たち撮影側で合成して、様々な効果を加えます。そして最終的にお客様にご覧いただく動く映像・カットへと組み立てていく工程を担っています。」小澤さんは、「すべての素材をよりよく活かす仕事だと思っています。」と説明します。

ここからは、撮影の具体的な制作工程を伺っていきます。まずは小澤さんが担当した、第3話のラインハルトです。小澤さんは「ラインハルトはやはり、キラキラさせてカッコよく見せたいと思いました。まずは、背景を置きアニメーターの方が描いた絵を置きます(レイアウト)。次は、ラインハルトの首の影を暗くするために、セルに質感を加えています。そしてハイライトを乗せて首元の白い部分等を光らせて、髪の毛も少し明るくして、左から差し込む光を入れてキラキラを表現しています。最終的に全体を見て、明るいところは明るく、暗いところは暗く見えるよう光を調整しています。」そして最後に「このシーンはキルヒアイスから見たラインハルトなので、キラキラさせました。」と小澤さんが話すと会場より自然に拍手が巻き起こりました。続けて小澤さんは、「軍服の襟の金属っぽい部分の質感を出すために、ハイライトで襟の部分を光らせています。また金髪の孺子とも言われているので、太陽の光に当たって金髪が綺麗に出るといいなと思い、処理を行いました。光自体は、撮影部門で一から制作しています。また画面の左上から光が差し込む効果を入れています。その上に画面全体が柔らかい雰囲気になるように行うフィルターという技術を用いています。」

 

 

続いて、荒井さんが担当した、撮影における立体的なカメラワークがわかるベイトマンのカットです。荒井さんは、「こちらはユリアンが走りながら見ている視点を捉えたシーンです。絵コンテに指示があり、じっとユリアンを見つめるベイトマンが遠ざかっていくのを表現しています。ベイトマンを中心にカメラが回り込んでいるようなカメラワークにしています。最初のレイアウトに、具体的に背景やキャラクターをどのくらい引くか等の指示が記載されており、それに従い制作を進めていきます。冒頭にお伝えしましたようにアニメの素材は分業で作られています。各部署が制作した背景やキャラクターや地面などを撮影で合成しています。」また、図を見ながら「ベイトマンがいて、ユリアンが走って遠ざかるという視点なので、カメラが後ろに下がって遠ざかっていくカメラワークを付けています。
なおかつ壁面が上手(画面右側)にずれていくことでユリアンが画面の右手に走っている視点であることを表現しています。」と説明します。司会から立体的なカメラワークの難しさについて問われると、荒井さんは、「実際の空間のどこにキャラクターが立っているのかイメージしないと自然なカメラワークにはならないため、違和感を感じないよう、細かい調整をおこなっています。空間把握能力が重要となります。」と答えられました。

 

 

 

最後に、荒井さんは「普段お客様の顔を見る機会があまりないため、貴重な機会をいただけたと思っています。「ノイエ銀英伝」はこれからも続きますので、楽しみにご覧いただければ嬉しいです。本日はありがとうございました。」小澤さんは、「すごく緊張しましたが、皆様が温かい目で見守ってくださり救われました。これからも「ノイエ銀英伝」をよろしくお願いいたします。この作品には、第1話からずっと関わっており、思い入れの深い作品です。お客様をはじめ多くの方に支えられて、映像作品ができています。これからもよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。」と挨拶し、本イベントは終了いたしました。

 

■イベント概要
日時:5月19日(木) 20:15〜21:00(18時30分の回上映終了後)
場所:新宿ピカデリー スクリーン3
登壇者(敬称略):撮影監督 荒井栄児・小澤沙樹子


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