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イベントレポート

『新アニメプロジェクト「銀河英雄伝説」イベント~星々の邂逅~』ロングレポート

2017年9月20日、新宿文化センターの大ホールで、「新アニメプロジェクト『銀河英雄伝説』イベント ~星々の邂逅~」が開催されました。
2015年の夏、制作決定という情報が発表されて以降、謎に包まれたままだった新アニメプロジェクト。その最初のイベントというもあり、チケットは完売。平日の夜にもかかわらず、会場には大勢の『銀河英雄伝説』ファンが集まりました。

イベントはパイプオルガンの生演奏で開幕。ドヴォルザークの「新世界より」第四楽章が流れる中、スクリーンには1988年~2000年に制作された石黒昇監督版のアニメ『銀河英雄伝説』の名場面が上映されます。劇中でも使用された荘厳な音楽と、時代を経ても色あせることのない名シーンの数々に、会場のファンの気持ちは早くも高まっている様子でした。

演奏と映像の終了後、司会者の呼び込みにより、石黒版アニメのメインキャスト、ラインハルト・フォン・ローエングラム役の堀川りょうさん、ジークフリード・キルヒアイス役の広中雅志さん、ユリアン・ミンツ役の佐々木望さんが登場。
『銀河英雄伝説』のレジェンドと言っても過言ではない3人が石黒版アニメ制作当時の思い出を振り返りました。

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堀川さんは「オーディションの時、すごく『三国志』風の作品なんだなという印象を受けました。難しい言い回しもたくさん出てきますしね。これはある意味、時代劇なのではと思い、そういう感じで受けさせて頂きました」と、役作りの重要なカギとなったエピソードを明かしました。

広中さんは、周りが先輩ばかりだったというアフレコでの「登場するキャラクターも多かったので、僕は『赤、赤』って(キルヒアイスの髪の色を)探してました(笑)。そういう意味では、見つけやすいキャラクターでしたね」というこぼれ話を披露。会場が笑い声に包まれます。

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物語が進むにつれて、同じシーンに登場するキャストだけで、複数話数の収録を同時に行なうことも多かったという石黒版アニメのアフレコ。同盟軍メンバーの中で最年少だった佐々木さんは、「遥か仰ぎ見る存在の先輩方の中に、年齢もキャリアもすごく下の自分を一人加えて頂いて、今考えるとなんて幸せな経験をしていたんだろうと思います。ユリアンは皆さんとの掛け合いのシーンが多かったので、間違えないようにちゃんとセリフを言って自分の役割を務めなければ、という気持ちでいっぱいでした」と当時を振り返ります。

新アニメへの期待など、さまざまなテーマのトークが続いた後、最後の質問は、「あなたにとって『銀河英雄伝説』とは?」
堀川さんは「永遠の序章」
広中さんは「宝物」
佐々木さん「作品ファンの方々、声優、スタッフさん、関わった人みんなの誇り」
それぞれの熱い思いを言葉にして、石黒版キャスト3名によるトークコーナーは終了しました。

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トークコーナーの後は、堀川さん、広中さん、佐々木さんによるオリジナルストーリーの朗読劇。ラインハルトとキルヒアイスとの会話や、尊敬するヤンへの思いを語るユリアンが演じられました。
この朗読劇で、堀川さんは台本を持たないままステージに登場。すべてのセリフを暗記して、身振り手振りもまじえながらラインハルトを演じる姿に、会場のファンは驚き、引き込まれていました。

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朗読劇の後は、新アニメプロジェクト『銀河英雄伝説』のスタッフが発表。多田俊介監督をはじめとした豪華スタッフの名前がスクリーンに映し出されます。
さらに、多くのファンが楽しみにしていたであろう、メインキャストの情報もついに公開されます。
ラインハルト・フォン・ローエングラム役、宮野真守さん。
ジークフリード・キルヒアイス役、梅原裕一郎さん。
ヤン・ウェンリー役、鈴村健一さん。

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司会者によって一人一人名前が読み上げられて、ステージに登場する度、会場が大きくどよめいていました。

さすがに少し緊張した面持ちの3人は、今の気持ちを語ります。

宮野「とても緊張していたのですが、ラインハルトをやらせて頂くことを今日初めて、お客さんの前で発表できて、そして皆さんが反応してくださって本当に嬉しかったです。なにより、石黒版キャストの方々と一緒にこの場所に立てていることを嬉しく思います」

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梅原「僕も緊張で今にも倒れそうなんですが、皆さんの声援を聞いて、なんとかここに立つことができている状態です。この舞台に立たせて頂けることを、とても嬉しく思っています。ありがとうございます」

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鈴村「宮野君と梅原君が出た時には『おー!』という声が上がったのに、僕の時だけ『えー?』だったらどうしようと、ドキドキしていました(笑)。ヤン・ウェンリーは本当に偉大な役で。この役をやらせて頂けることが実感に変わるのはいつなのだろうと思っていたのですが、今日、この瞬間がそのタイミングなのかなと思っています。皆さんにお伝えしたので、もう後戻りできません(笑)。しっかりとヤン・ウェンリーを演じていきたいと思います」

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新たなキャストを出迎えた、石黒版キャストからもエールが。

堀川「ぜひ自分のラインハルトをどんどん作っていっていただきたいし、新たな形で開拓していっていただきたいなと思います。頑張って下さい」

広中「さっきトイレの中で(梅原さんに)ご挨拶を頂きまして、何もここじゃなくてもって思ったんだけど(笑)。でも、若くて良いね! 頑張って下さい!」

佐々木「たぶん、今は相当緊張されているんだと思います。でも、どうぞ自分の役にそれぞれ向き合って、誇りを持って新しい作品を作っていってください」

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さらに多田監督も登壇し、新作アニメに関するトークがスタート。

石黒版『銀河英雄伝説』の外伝『朝の夢、夜の歌』で演出を担当したこともあり、作品としても『銀河英雄伝説』が大好きだったという多田監督。『銀河英雄伝説』を再びアニメ化することは、長年の願いだったことを明かしました。

多田「一つの作品が終わる度に、今回の制作スタジオであるプロダクションI.Gの石川(光久)社長から『今後、どういう作品がやりたいの?』と聞かれていて。いつも、心の中で『銀河英雄伝説』をやりたいと念じながら『壮大な宇宙の物語がやりたいです』と答えていました。そうやって5年くらい経ったある日、突然、石川社長から『壮大な宇宙って好き?』と聞かれて。その『宇宙』が『銀河英雄伝説』のことだったので、喜んで受けさせて頂きました。でも、僕が5年間ずっと言ってた気持ちが、伝わったわけではなかったんですけどね(笑)」

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いろいろな部分で石黒監督版をリスペクトしながら、多くの人に喜んでもらえる作品にしたいという多田監督。原作の物語の流れを踏襲して、第1巻の『黎明篇』から描いていくことも明らかにしました。
ここで司会者が、一から新たなアニメ『銀英伝』を作っていくことについて、新キャストに質問。

宮野「はじめから描かれるということなので、自分の中でもまだ見たことの無いラインハルトを、キャストやスタッフさんとも一緒に作っていけることが一番大きいですね。オーディションの時から本当に細かく演出をつけて頂いたんです。だから、自分でもラインハルトの人となりや、どういう道を歩んでいくかもしっかりと考えながら、現場でたくさん相談してスタッフさんと一緒に作っていければ良いなと思います。」

梅原「本当に大役を頂いたなと思いましたが、今の自分にしかできないものといいますか……。今の全力を出して、何年後になるか分からないですけど、いつか振り返った時に、『あの時しかできなかったものだな』と思えるようなものが作り出せたらと考えています。全身全霊で挑ませて頂きます」

鈴村「僕にしかできないことをやるのが一番の目標かなと思っています。僕も観させていただいていましたが、富山敬さんのヤン・ウェンリーは本当に素晴らしいヤン・ウェンリーでした。ただ、今のこの時代にできるヤン・ウェンリーを、監督をはじめとしたスタッフのみなさんにも力を借りながら作っていきたいと、すごく強く思っています」

キャストの熱い思いを聞いた多田監督も改めて意気込みを語ります。

多田「僕自身、石黒監督版をリスペクトしていますが、リメイクでは無いので。やはり、我々で今作る『銀英伝』というものを生みだしていかなくてはいけませんから。そういったところで意気込みを共有できて頼もしく感じております」

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さらに、新作アニメのプロモーション映像も初公開。
新アニメのタイトルが『銀河英雄伝説 Die Neue These』であることや、『銀河英雄伝説』の本伝と外伝、合わせて全7956分の朗読を一人で行なった下山吉光さんがナレーションを担当することも発表されました。

プロモーション映像は、石黒版のキャストからも好評。その感想とともに、新キャストへのエールが送られました。

堀川「素敵な映像でしたね。先ほどのお話しとも重なりますが、新たなラインハルト、キルヒアイス、ヤンを開拓していって頂きたいですね。ご自身の役作りでやっていただくことが、新たな挑戦だと思いますので。期待しています。頑張って下さい」

広中「まずは戦闘シーンがすごいなと思ったのですが、それ以上にこの作品は人間ドラマなので。そこをきちっと踏まえると、誰からも愛される作品になると思います。それからナレーションを担当している下山さんの朗読をCDで聴いたことがあるのですが、非常に素晴らしいですね。彼がナレーションをすることもすごく素敵なことだと思います」

佐々木「すごく楽しみになる映像ですね。自分は、石黒監督版『銀河英雄伝説』に出演した事を今もずっと誇りに感じています。もちろんスタッフさんも、作り手皆さんが誇りを持っていらっしゃるんですが、大きな作品で重要なキャラクターを演じさせて頂いて「自分はこの作品でこの役を演じたんです」という誇らしい気持ちは、声優の仕事をしている者だから感じることのできる気持ちで、それは本当に幸せなことだと思っています。(3人は)まだ始まったばかりで、これから頑張っていくぞっていうワクワク感がすごくあると思います。そのワクワクする気持ちが、作品と長く付き合っていくうちに誇らしい気持ちに広がっていって、声優としての内なる財産の一つになると思うので、ぜひ思い切り全力でぶつかっていって下さい」

イベントも終盤となる中、原作者の田中芳樹先生が登場。
会場のファンへの挨拶と感謝を述べた後、PV映像の感想を問われ、「カッコ良さに圧倒されました。原作者は誰だろうと思ったくらいです」と会場を沸かせた田中先生。「『銀河英雄伝説 Die Neue These』に期待することは?」という質問への回答でもファンを爆笑させます。

田中「この作品に関わって下さったスタッフやキャストの皆さんが、ご自分で満足できるものを作ったと思ってもらえたら、それが何よりのこと。私はいちファンとして、純粋に楽しませて頂きたいと思っています。ついでに言ってしまいますと、石黒監督版のアニメで『全100話で作る』と言われた時、世の中には物好きな人がいるもんだなと思ったのですが。今回、『もう1回作るよ』と言われて、なんて物好きなんだろうと思いました」

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『銀河英雄伝説 Die Neue These』の放送情報などが紹介された後のフィナーレでは、登壇者全員が『銀河英雄伝説』や会場に来てくれたファンへの思いのたけを語っていきます。最後は、もちろん『銀河英雄伝説』を生みだした田中先生からのメッセージ。

田中「私は、人生の半分を『銀英伝』という作品の作者であるということで過ごしてきました。本を読んで下さった方。石黒版のアニメを観て下さった方。その他、大勢の方々の愛情に支えられてきたからこそ、今日まで続いてきたのだと思います。ありがとうございます。これから、新しい作品を作り出す、新しいキャスト、新しいスタッフの方々のご苦労を、私はふんぞり返って楽しませて頂きます(笑)。でも、そのご苦労に値する……いや、それ以上の作品になるであろうということを私は疑ったことはありません。皆さま方も、何卒、新たな愛情を持って、この2番目の『銀河英雄伝説』のアニメを楽しんで頂ければ幸いに存じます」

こうして、アニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These』、初のイベントは大盛況の中、終了しました。

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